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 NOMAD MuVo2 から4GBのMDを取り出す
今まで1GBのCFを使用していたけど、*istDでRAWにすると70枚前後しか撮れないので、長時間撮影する時は、
CF交換するか、こまめにノートPCに保存する必要があった。普通はそれほど困らないんだけど、オーロラ撮影中など
余計な作業をしている時間がない場合にはちょっと不便。とりあえず2GBのCFでも買おうかなぁと思っていたところ
掲示板に4GBのMDが27,000円程で買えるというニュースが!正確にはMP3プレイヤーに内蔵されているMDを
取り出すという荒業だけど、MD単体だと6万円以上するのにそれがMP3プレイヤーがおまけ?について半額以下
という激安ぶりではありませんか。これはいくしかありません(^^)
そっこうで予約を入れて届いたその日に分解して取り出したのでした。

必要なもの:ドライバと勇気だけ

特殊な工具は必要ありません。わざわざ手順を書くほどではないけど、まあ簡単ということをお分かり頂くために
メモしておきます。

 
まずは箱から出したての本体。
哀れ電源を一度も入れられることなく手術台へ向かいます。
本当は初期不良がないかぐらい確かめるべき?でも目的はMDだけのでパス(^^;
本体をバラすには、まずは上2ヶ所と電池蓋をはずして出てくる2ヶ所のネジをはずします。 ドライバは精密ドライバ #0 2.4mm でピッタリでした。
 
ネジをはずすとカバーがはずれます。中の基盤ははめてあるだけなので、
USBのコネクタあたりをひょいと持ち上げれば浮き上がります。
下側とはフレキでつながっているので、そこには負担をあまりかけないようにして基盤をめくれば下記の状態になります。
 
さらには4ヶ所のネジをはずします。右上の部分は黒いシールで覆われているので少しめくってあげればはずせます。
基盤が完全にはずれれば、後はマイクロドライブをはずすだけ。
コネクタにささっているだけなので、ピンを折らないようにしてはずせばOK。
私はとりあえず1GBのMDに差し替えてMP3プレイヤーとして復活させるので逆の手順で組み立てて完了。3分もあれば終わりって感じです。

ちなみに取り出したMDをPCで覗いてみたけどPCでは読めません。
MP3プレイヤーとして復活させるには、クリエイティブのHPからMuVo 4.0GB用のファームウェアをダウンロードしてきてPCに入れておきます。MuVoの電源を入れると、「recovery mode」と表示されるので、メニューボタンでフォーマットしてからPCと接続するモードにしてUSBケーブルをつないでやり、PC上のファームウェアのファイルを実行するだけ。これまた簡単に復活。
買う前は、MDだけ取り出せばプレイヤーはいいやって思ってたけど、コンパクトだしなかなか使えそう。
早速ためこんでいたMP3を転送して活躍しています。

4GBのMDのほうは、*istDに入れてフォーマットしてあげるだけでOK.
jpegのLergeだと996枚とか表示されます。RAWでも280枚以上。これでめでたく音楽もカメラも快適な環境になりました。