*istD Takumar K-lens M-lens A-lens Manual AF-lens トップページ

  ペンタックスがバヨネット式に変更した最初のレンズ群で、コンパクト化よりも性能を重視して
作られたと言われている。確かにペンタックスレンズとしては大きめのものが多いが、質感や
ガラスのビッシリと詰まった感じは現行では得られない素晴らしさがあると思う。
比較的短期間でMレンズへ移行されたため、入手が難しく希少なレンズが多い。

  K17mm F4 FishEye
  サイズ  65 x 34mm
重量    235g
最短    0.2m
構成    7群11枚
絞り     6枚
最小絞 F22
Fish-Eye-Takumarから進化した魚眼レンズ。大きさはあまり変わらないけど、性能はかなり良くなった感じがする。
最近の魚眼よりはコンパクトで使いやすいし、写りも十分に通用するレベルだと思う。
あまり玉数は多くないので結構値段は高いことが多い。
ただそれほど狙っている人が多くないのか、オークションなどではたまに安く出たりするので状態の良いものなら狙い目かも。
  K18mm F3.5
  サイズ  63 x 62mm
重量    295g
最短    0.25m
構成    11群12枚
絞り     5枚
最小絞 F22
F径       58mm
雑誌等には良く書かれるけど、めったに店頭には並ばない希少レンズ。某有名店で12万円以上という値札がついていたのには驚いた。18mm単焦点はこれしかないので探している人も多いらしく、すぐに売れていた。超広角なのに、スマートで普通の体型をしているのも魅力で使いやすい。内蔵のフィルタに無色がないのがちょっと悲しいかな。歪曲はあまり大きくなく優秀。周辺は結構流れが大きく、絞ってもある程度残るけど、まあこんなものか。
  K20mm F4
  サイズ  63 x 57mm
重量    300g
最短    0.25m
構成    10群12枚
絞り     5枚
最小絞 F22
F径       58mm
このKシリーズの20mmも生産時期が短かったためか非常に少ないレンズらしい。私は運良く新品同様のものを格安で入手することが出来た。期待はあまりしていなかったけど、これはかなりあたりのレンズだと思う。ちょっと大きめだけどサイズも開放値も無理していない分、写りはシャープだし、今のところどんなシーンでも安定した写りを見せている。*istDでは30mm相当になり、広めの標準として使いやすい。
かなりお気に入りのレンズ。
  K28mm F2
  サイズ  62.5 x 69mm
重量    423g
最短    0.25m
構成    8群9枚
絞り     6枚
最小絞 F22
F径       52mm
レア度抜群でしかも高性能と評判の28mm。
技術的にも2枚の球面レンズで非球面レンズの効果を出したり、フローティング機構を用いたりと魅力の高いレンズ。
店先で見かけることはまず少ないだろうし、値段もかなりプレミアムがつくのを覚悟する必要がある。大柄なので気軽に持ち出すことが少なく、出番は意外と少ないけど、じっくりと使いこなしたいレンズである。私のはSMCの刻印が大文字でより希少なほうらしい。かなり美品なのでこのまま飾りものになっちゃうかも。
  K28mm F3.5
  サイズ  63 x 47mm
重量    261g
最短    0.3m
構成    7群8枚
絞り     5枚
最小絞 F22
F径       52mm
こちらは気軽に使える28mm。大きさも手頃で扱いやすい。
開放から安心して使えるなかなか良いレンズだと思う。
Kシリーズの中では安価だし入手しやすいので気軽に使うにはおすすめ。
  K30mm F2.8
  サイズ  63 x 40mm
重量    215g
最短    0.3m
構成    7群7枚
絞り     5枚
最小絞 F32
変わった焦点距離で人気のレンズ。
*istDで使うなら28mmより標準50mmに近い画角になるので相性はいいかもしれない。写りの評判も悪くなく愛用者が多くあまり出回らないようだ。コンパクトで使いやすいし、持っていて損はないと思う。28mmか35mmか迷ったら、これ一本を持って行くのも良いかも。
  K35mm F2
  サイズ  63 x 56mm
重量    295g
最短    0.35m
構成    7群8枚
絞り     6枚
最小絞 F22
F径       52mm
これも代表的なレンズ。28mmと同様に2枚の球面レンズの組み合わせを使っている。
このレンズも必ずといってよいほど、雑誌などに取り上げられるが、入手はなかなか難しい。評価も絶賛されていることが多く値段は結構高め。
自分ではFA35mm/F2の写りが非常に良いため、活躍させることがほとんどないが、質感の高さははるかにこちらのほうが上でゆっくりと撮影するときには可愛がってやりたいと思っている。