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防寒対策
■ 下着が一番重要?
   アラスカやカナダではマイナス数十度の世界になることは当たり前?のようですが、北欧ではマイナス10度前後 で観測出来る場所も多くあります。もちろん季節にもよりますのでマイナス30度なんてことも覚悟する必要はあります。マイナス10度程度であれば、特殊な装備はそれほど必要 ないでしょう。 保温性の高い下着を身に着けていればあまり厚着もしなくてすみます。
最近は特殊素材を利用したブレスサーモなどの発熱効果のあるものがお手軽に入手できます。本格的なものは、山や釣具などの専門店に行くとそれなりにお値段が張りますが、私は近所のスーパーの肌着売り場で数百円で売っているものがとってもお気に入り。
 アンダーウェアなので多少ジジくさくてもババくさくても暖かいのが一番!必ず長袖、長ズボンのセットで購入しましょう。
暖かそうに見えても綿素材は避けるほうがよいでしょう。人間はどんなに寒くても発汗します。綿は吸湿性は高いですが、乾きは遅いので逆に体温を奪われることになります。
 もちろん北欧でも時期や条件によってはマイナス数十度ということもありえますので、準備はしっかりとしておきましょう。

■ 中間着は重ね着しやすいものを
   寒いとついモコモコのセーターが欲しくなりますが、あまりお勧めできません。一押しはフリースです。ぺらぺらで頼りなさそうですが、上記の肌着の上に着るだけでかなりポカポカです。これも専門店では高いものがありますが、私はスーパーで980円の安物で十分満足しています。外に出るときは、肌着の上に厚手の長袖のTシャツを着て出ます。建物の中などは暑いくらいなので、フリースを脱ぎたくなることも多くあり、Tシャツを着ていれば安心です。私はこれ以上着込むことは滅多にありませんが、どうしてももう一枚準備するなら、カシミヤなどの暖かい素材の薄手のセーターがあるといいかもしれません。重ね着のコツは空気の層をたくさん作ることなので、厚手のものを重ねるよりも薄手のものをうまく組み合わせるほうが暖かいですし動きやすくて身体も楽です。 ひとつ気をつけたいのは、ポリエステルなどの化学繊維を着合わせると静電気が起きやすいです。空気が乾燥していることが多いので、ドアのノブを触るだけでもバチバチくる可能性があります。特にデジカメなどの電子機器を扱う場合には注意が必要です。

■ 上着で冷たい風もシャットアウト
   いくつか試して見ましたが、やはりダウンが一番のように思います。出来れば腰か膝くらいまで丈のあるロングタイプならベストでしょう。ダウンは良いものはやはり暖かさ、軽さが全然違いますので、多少奮発してでも良いものを準備したいところです。お気に入りはモンクレー(MONCLER)です。ファッション性も高く人気ですがさすがトップブランドだけあってしっかりしていて暖かいです。その他NORTH FACEなども有名です。私はsnugpakというブランドも愛用しています。これはすごく軽くて動きやすくて楽です。ダウンは若干濡れることには弱い印象がありますが、防水性のある表地が使われていれば、多少の吹雪もヘッチャラです。
 オーロラ以外にアクティビティもいろいろ予定するかたはスキーウェア もいいかもしれません。私は持っていないので良く分かりませんが、ダウンのほうが暖かいという人もいました。その他、極寒地用の南極探検隊が着るようなジャケットなどもありますが、北欧あたりではあまり必要性はないように思います。結構ごついものも多いのでふだんの町歩きなどではちょっと疲れます。 そういったものが必須な場所ではレンタルしてくれるところもありますので確認してみるといいでしょう。
 ズボンで絶対おすすめなのは、裏地がフリースで表が防水のカッパ地のようなオーバーパンツです。肌着の上にこのズボンだけでかなりポカポカ。しかも軽くて動きやすいので歩き回るときでもらーくらくです。

■ その他防寒グッズ
   着るものはある程度着込めばなんとかなりますが、絶対無くてはならないのが耳まで隠れる帽子です。上着の付属のフードでもよいですが風が吹いても脱げないように紐などがついているほうが良いです。風が強い場合は顔がとても冷たく(というより痛く)なりますので目出し帽があれば完璧!抵抗のある人はマフラーやマスクで代用してもよいでしょう。
 手袋ももちろん必須です。本当は2枚重ね出来れば完璧ですが、厚手の皮製、裏地付きのものなら問題ありません。毛糸だけのものや軍手などだと濡れたり長時間の場合はつらくなってきます。
 おろそかになりがちなのが靴かもしれません。ずっと雪の上に立っているとジンジンと寒さが堪えてきます。防寒用ブーツであれば言うことなしですが、出来るだけ靴底の厚いトレッキングシューズなどでも結構いけます。雪に埋もれることもあるので、くるぶしくらいまでのハイカットのものを選びましょう。靴下を2重にはくのも効果があるので、サイズは少しゆったりめにするべきです。冷え込みがきつい場合に備えて靴底にしくホカロンなどを持参していれば完璧です。
 また、ハイネックのセーター等があれば必要ありませんが、ネックウォーマーなどがあれば首元から入ってくる冷たい空気を遮断するのに有効です。
 私は眼鏡を使用しています。まだそれほど厳しい寒さを体験していないので問題はありませんが、金属製のフレームだと肌に接触する部分が凍傷を起こすこともあるそうです。いざというときは、ガーゼやティッシュを巻き付けておくとよいかもしれません。

おすすめグッズ
■ 自炊グッズは重宝?
   オーロラ観測は出来るだけ静かに行いたい、せっかく遠くの地に行くので出来るだけ日本人のいないところに行きたいと思う私は、
ホテルも出来るだけツアーなどで利用されない所を選びます。
オーロラ観測をするなら大きなホテルよりも小じんまりしたところか、コテージ形式のところがよりベストです。
立地も繁華街はもちろん避けるので必然的にレストランなどは存在しないところも多いです。
でもたいていの場合、地元のスーパーはなにかしらあるので食料の調達は可能です。
コテージだと調理器具も揃っていることが多いですが、あると絶対便利なのが、湯沸し用の携帯お鍋です。
お湯を沸かすのはもちろん、ご飯も炊けるという優れもの。さすがにまだご飯を炊いたことはありませんが、パックのご飯を持参すれば温めてカレー、お茶漬け、ふりかけご飯など熱々の和食が手軽にいただけます。
地元でソーセージを買ってボイルするもよし、パスタを作るもよし、異国の地で食べるカップラーメンもなかなかいいものです。
 ふだんは、異国へ行ったら地のものを味わうべし!と贅沢三昧ですが、オーロラはいつ出るか分かりません。
悠長にレストランで食事などしていては外が気になって落ち着きません(笑)。
最近では焼酎まで持参して昼は酒盛り、夜はオーロラっていうのが我が家のトレンドになっています(^^)

■ 海外でもそのまま使える携帯電話
   オーロラ観測に直接関係はありませんが、海外に行くとき自分の携帯がそのまま使えればなぁ〜と思うことでしょう。
その都度レンタルするのも結構バカになりません。
最低限緊急の連絡が受けられればよいので、私は最近海外でそのまま使えるFOMA N900iGに変えました。
元々FOMAならGSM機に自分のUIMを挿せば使用出来ますが、N900iGなら国によってはi-mode機能も使えます。
フィンランドの僻地でも通話は可能でした。ボーダフォンという選択肢もあるでしょうが、一応、ドコモには関わりの深い人間なのでちょっと宣伝してみました。。。

■ どーでもいい小物類
   これもオーロラとは全く関係なく、しかもどうでもよいものですが、以外と良く使うのがパックに入った使いきりの調味料。
海外で食事をしていて、これに醤油をかけたらきっとおいしいのになぁ、、、、とかってよくありますよねー。
私はどちらかというと多少まずくてもそのまま食べちゃうほうですが、うちの奥様は醤油が欲しいだのソースが欲しいだのってなかなかのわがままさんだったりします。。。
レストランで露骨に使うのは避けますが、まああればあったで嬉しいものです。


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